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活動報告

2018年9月12日

研修会報告

第3回専門的口腔ケア研修会報告

日 時:平成30年8月5日(日)
会 場:安曇野市豊科ふれあいホール
演 目:「発達期障害に対する摂食嚥下障害の基礎知識~食べる機能理解して臨床に生かそう~」 
講 師:日本歯科大学 口腔リハビリテーション多摩クリニック 歯科衛生士 水上美樹先生
受講数:34名

今まで『リハビリテーション』という言葉を何の疑問もなく「一度失った機能をもう一度取り戻せるよう支援する」と使ってきましたが、水上先生の講義の中で登場する「発達期摂食嚥下障害」を持つ方々の場合はその人が持っていない機能を“できる”ようにする『ハビリテーション』なのだということを知り、はっと致しました。

医療の進歩で現在、胎児が何らかの理由で小さく生まれてしまっても体重800g または28週であれば「生かせる」のだそうです。しかし一命はとりとめても何らかの障害を覚悟しなければならないことが多く、その中で「食べる機能」をあとから獲得していくことは容易ではなく、先生をはじめ発達期摂食嚥下障害に関わっておられる職種の皆さんのご尽力は想像以上でした。興味深い映像も多く見せていただき、中でも丸のみ状態だった30歳ダウン症の患者様が時間をかけて咀嚼の動きを獲得できた症例は感動的でした。食べるということは環境が大きく作用すること。その環境を整えるにはご家族への支援も大切であること。多職種連携する中で歯科口腔の知識があり、その年齢での口腔内が大体どのような様子なのかが把握できていることは歯科衛生士の強みであるという先生のお言葉には背中を押して頂けた気が致します。
参加者からの質問も多く、実際に発達期障害の摂食嚥下に関わる方もおられ、発達期摂食嚥下障害に対する関心の高さがうかがえました。参加者全員が今後の業務にプラスになるものを得られたであろう熱の入った研修会でした。

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