活動報告

2022年2月26日

研修会報告第2回 口腔健康管理研修会報告

第2回 口腔健康管理研修会<WEB配信>

日時:令和3年11月7日(日)
   10:00"12:30
講師:介護福祉委員会(多羅沢朋美理事・槙石弘子委員・傳刀仁美委員・  川上隆子委員)
演題:「今知りたい!口腔健康管理」
   ~コロナ禍の感染対策について~


研修会を受講した頃は、コロナウィルス感染症デルタ株が主流の第5波が終息に向かう頃でした。
コロナウィルス感染症の流行により、今までの口腔健康管理が当たり前に行えなくなり、重症化リスクの高い高齢者が多い病院・施設・在宅は手探りの感染対策を強いられました。
施設・在宅での事例や、感染対策された病院の受診方法を動画で見せて頂き、人の接触を最低限にする工夫がみられ、又受診者が戸惑うことなくスムーズな動線が分かりやすく表示され徹底した対策に驚きました。
実際感染者を受け入れたり、マスクが出来ない来所者がいらしたりする中、医療従事者の感染対策も徹底されており、その成果もあり感染者が出ることがなかったのはすごいなあと思いました。
歯科は、口腔外バキューム等エアロゾル吸引の効果もありますが、日頃から感染予防が徹底していることもあり、感染リスクが高そうに見えて感染者が出ていないという事実があります。ここは大いに自信をもってよいとのことでした。
口腔機能の評価で用いる舌圧測定器やムーカス等の機材も見せて頂き勉強になりました。コロナ禍、歌う・口を動かす等の口腔内リハビリや口腔ケアが非常にやりにくくなったところは悩みどころであります。後半は、4人ずつのグループに分かれ、日頃感じていることを語り合いました。
様々な場所で働く立場の違う衛生士の交流は、とても新鮮でした。
備品代・義歯や各々の口腔ケアグッズの管理・智歯の抜歯や周術期の口腔ケア等々、しっかりやりたくてもできないもどかしさがある中、それでもできる限りのことはやりたいという想いを強く感じることが出来ました。
コロナウィルス感染症により、人と会い話すことが制限される中、WEB上でこのような情報交換が出来たことは息抜きにもなり、また明日から頑張ろうという気持ちにもなれました。
                      上伊那支部 西垣明美


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