活動報告
2022年7月14日
研修会報告地域歯科保健研修会 『災害支援って何だろう~歯科衛生士としてできること~』
地域歯科保健研修会
『災害支援って何だろう~歯科衛生士としてできること~』
日本歯科衛生士会 副会長 久保山裕子氏
令和4年 7月3日 13:00~15:10 WEB研修
【感想】
歯科衛生士としての災害支援を、過去の実際の写真や症例などを交えながら、分かりやすく講義していただきました。
歯科衛生士の災害時の役割は、フェーズごとの支援の推移の中で、亜急性期頃より、「健康(口)を維持する」観点から、情報収集、口腔衛生の維持(物品配布、歯科相談など)を目的とした活動をします。
支援の流れは、アクションカードを用いて1日の行動計画をたて、事前会議で情報を共有し、地元のコーデイネーターの先生と方針を共有し、歯科チームで活動、最後に医療本部会議で活動報告をします。
実習で、避難所での例題を聞き取り、グループで意見交換をしました。
日頃より、歯科衛生士は、口の中以外の様子や話し方などからもその人を知る・今後を予測する力が大切であることを感じていますが、災害支援の観点からも、アセスメント力が重要であることを感じました。
災害支援のゴール(目標)は、『いつも』 に戻ることを応援すること
災害現場だけでなく、職場においても、“チーム力”を大切に、患者様(相手)に寄り添う支援が大切であることを感じました。
災害が起こらないことが一番ですが、もしもの時に備えておきたいと思いました。
築田 美由紀(北信支部)