活動報告

2023年8月17日

研修会報告令和5年度 第一回口腔健康管理研修会報告

令和5年度 第1回口腔健康管理研修会報告


【日時】令和5年7月9日(日)10:00~12:30
【会場】安曇野市豊科ふれあいホール(会場対面型)
【内容および講師】
10:00~11:20 DH-KEN動画視聴「摂食嚥下リハビリテーションを学ぼう!」 
東京医科歯科大学大学院 地域・福祉口腔機能管理学分野
教授 松尾 浩一郎 先生 ※講師は来ておりません
11:30~ 意見交換(グループワーク)
【参加者】20名+会員外1名

今回の研修会は、前半DH-KEN動画視聴、後半グループワークという形で、3年ぶりに対面式にて開催されました。
DH―KENでは、摂食嚥下の流れ、評価、訓練について学び、食事を摂るには認識・姿勢・口腔全体、中でも舌の動きがとても重要とお話がありました。改めて口腔機能低下症検査の必要性を感じ、自己研鑽せねばと思いました。そしてかかりつけ歯科医院を持ち定期検診を受けている方の健康寿命が長いというお話も大変興味深いものでした。
その後、3つのグループに分かれ、意見交換会が行われました。グループでは、歯科医院、病院勤務の方、フリーランスで高齢者・障害者施設、学校、地域歯科検診・指導に携わる方々がおいでになり、日頃困っている事、感じている事、思う事を一人ひとりからざっくばらんにうかがい皆でディスカッションしました。一つ一つのお話から学ぶことが多く、「患者さんの健康を守りたい」という熱い思いをうかがい心がふるえました。グループワークでも共通して、定期的に歯科介入を受けている方々が健康的に過ごされている率が高いと感じるとお話がありました。歯科衛生士の業務内容が多岐に広がり、口腔内疾患のみではなく、呼吸、食べる、感染予防、全身疾患治療を支える、命を守る大切な職業だとあらためて感じるなか、歯科検診・メインテナンスの大切さを地域に発信していけるよう、今回の学びの機会を参考に、活動して参りたいと思います。
                       介護福祉委員 傳刀 仁美




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