活動報告

2024年2月5日

研修会報告R5年度 市町村国保歯科口腔保健指導支援研修会 報告

令和5年度 市町村国保事業歯科保健指導研修会報告


[日時]令和5年12月17日(日)13:00~15:15
[場所]安曇野市豊科ふれあいホール
[演題及び講師]「口は万病のもと」
  知っておきたい歯周病が全身に及ぼす影響と対策
伊那市 宮下歯科医院
  日本歯周病学会認定歯科衛生士 橋爪 由美子会員
[参加者]会員31名 多職種(管理栄養士)1名

 本研修は、県から長野県歯科衛生士会に委託された「市町村国保が実施する歯科口腔推進のための歯科口腔保健指導に対する支援事業」において対応できる歯科衛生士の育成を目的に、令和5年10月8日に行われた第1回研修会に続き今回第2回目は、歯周病と全身疾患の関係について、歯周治療の最前線でご活躍されている橋爪由美子会員に講演をして頂きました。
① お口の健康が健康寿命の延伸に!
② 歯周炎が全身に及ぼす影響
③ 人生100年時代を見据えた口腔保健指導と口腔管理
④ 歯周治療の実際
について、とても分かりやすいお話でした。
「食生活と全身の健康にも目を向ける事が大切」
「健康寿命の延伸のための歯周治療は歯周菌との戦いである。プラークコントロール=炎症のコントロール(除菌)だけではなく健康状態を維持するため患者様の歯磨きに対する考え方を変えることが必要不可欠である。」と学びました。
そのためには、私たち歯科衛生士は、イメージしやすい声かけ、気づきになるような助言や提案ができるように、常に探求心を持ち、スキルアップしていくことが必要だと思いました。

                   地域歯科保健委員 寺尾敬子






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